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唾液検査とは

歯を失う原因で多いものは2つあります。むし歯と歯周病です。歯を失う原因はこの2つで70〜80%を占めます。むし歯と歯周病予防で最も大事なのはプラークコントロールで汚れの除去になります。でも周りを見ていると歯磨きをあまりしていないのにお口の悩みが少なそうな人はいませんか?自分はしっかり磨いているのにすぐむし歯になってしまう・・・。もちろん磨き方やシュガーコントロールなどの問題があるかもしれませんが、自分の持ってる菌が強いのかもしれません。お口の中には良い菌から悪い菌まで300〜700種類、1000〜1兆の菌が住んでいます。その中でもむし歯や歯周病になりやすい菌は数種類です。

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Dentocult

むし歯のリスクチェック

予防歯科医療の進んだ北欧の大学や公的機関でも使用されており、信頼性のもっとも高い検査キットです。日本でも、予防を実践している多くの歯科医院が導入しています。

PERIO-ANALYSE

歯周病のリスクチェック


Perio Analyse(ペリオアナリーズ)はリアルタイムPCR法による歯周病菌検査です。専用キット内のペーパーポイントで採取した検体を送付するだけで、手軽に口腔内のリスク検査を行うことができます。リアルタイムPCR法を採用したことにより、迅速性と定量性に優れた検査結果が得られます。検査可能な病原菌は5菌種、9菌種、10菌種の3種類で、10菌種は真菌のカンジダ菌を含みます。口腔内細菌を検査することで口腔内のリスクを見える化し、現在の治療はもちろんのこと、長期の良好なメインテナンスへとつなげていただけます。

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がんのリスクチェック

代謝物研究で、血液、尿、だ液などを調べたところ、がんの方とそうでない方を見分ける上で、だ液のデータが優れていました。
だ液は侵襲性が低く、どこでも採取が可能という利便性の良さがあります。受診率の向上や、早期発見につなげる上で有利であると考えました。
だ液には、がんだけでなく、様々な疾患(生活習慣病、心疾患)のリスク測定に広がる可能性があると考えています。

当院ではこの3種類の唾液検査を採用しています。CARIO ANALYSE(カリオアナリーズ)はむし歯のリスクを調べたい人に、PERIO ANALYSE(ペリオアナリーズ)は歯周病のリスクを調べたい人に、SalivaChecker(サリバチェッカー)はがんになっているかのリスクを調べることができます。菌の量を比較できるよう、安定した数値が出るように検査は外部の検査機関に委託しています。むし歯菌や歯周病菌の検査は口腔内の清掃状況によって改善することが出来ます。口腔内を守るために定期的なメインテナンスをする頻度の指標にもなります。どの検査も痛みなどなくお手軽に受けていただくことが出来ます。

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